MUSCLE筋肉
MUSCLE筋肉

筋肉の名前、種類、役割

筋肉の名前、種類、役割

人間の身体には様々な筋肉が存在します。

大きさや形、そして構造が身体の各部位で大きく違っています。

人間の身体には約600もの筋肉がありますが、そのほとんどは手や足の中にあるとても小さな筋肉なので、皆さんがそれらすべての筋肉を覚える必要はございません。

ここではたくさんある筋肉のうちでも特にボディメイクに重要とされている筋肉について紹介します。

筋肉の特徴、動かし方、筋肉の始まりと終わりを理解することでより良いトレーニングができると思います。

大胸筋

大胸筋は腕を上に上げる動作と腕を内側に捻じる動作させることによって、前鋸筋(ぜんきょきん)が肩甲骨を身体の正面側に引き出す、つまり身体を丸める(猫背)ことを助けます。投球動作などはこの良い例ですが、そのときは腕が上げながら内側に捻じれます。

大胸筋と三角筋の前部は一緒に働きます。この筋肉は腕立て伏せ、懸垂、投球あるいはテニスのサーブ時にも使われます。ベンチプレスではベンチの上に仰向けになって、バーベルを胸の上で上げ下げしますが、腕を正面側に伸ばしてバーを上げる際にも、大胸筋が大変よく働きます。したがってベンチプレスは大胸筋を鍛える最も有効なエクササイズといえます。

上腕を身体の側面で腕を外に捻ると、大胸筋全体をストレッチできますが、腕を横に広げて身体の後ろに動かすとストレッチできます。完全に腕を上に上げきると大胸筋の下部をストレッチでき、完全に腕を身体の後ろに広げられると大胸筋上部のストレッチになります。

三角筋

三角筋が上腕骨を引っ張るときは、僧帽筋(そうぼうきん)が肩甲骨をしっかりと固定します。

三角筋の前部は腕を前に振りあげたり(屈曲)、腕を内側にひねったり(内旋)することができます。

逆に三角筋の後部は腕を身体の後ろに伸ばしたり(伸展)、腕を外側にひねったり(外旋)できます。

また腕を真横に広げた状態で、三角筋の前部は腕を胸方向に近づける動作(水平屈曲)、三角筋の後部は腕を背中側に近づける動作(水平伸展)ができます。

三角筋は腕を身体の横に広げる動作(外転)をすることで、三角筋全体が使われます。

この腕を身体の横に広げる動作は三角筋の最も重要な働きです。

このような動きのトレーニングには「サイドレイズ」というトレーニングがあります。

おもに三角筋の中部を鍛えるのに適しています。

腹直筋

腹直筋は骨盤の傾きをコントロールするので、結果的には腰の動きに関わります。腹直筋によって骨盤が後ろ側に傾く(後傾)ことで、結果として腰がまっすぐになります。

またこの状態になることで、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や股関節をお腹側に曲げる(屈曲)はそれぞれ、より効果的に脊柱を背中側に反ったり(伸展)、股関節をお腹側に曲げる(屈曲)させることができるようになります。

痩せていて、腹筋が発達している方では、腹直筋を横断する3組ぐらいの線が見られます。この線は骨の付着部の代わりに腹筋を腱様の結合組織で連結して支持する部位で、「腱画(けんかく)」と呼ばれます。また剣状突起(みぞうちぐらいにある軟骨)からへそを通り恥骨(またの下あたりの骨)と垂直に走行しているのが「白線」です。それは腹直筋を左右それぞれに分ける内側縁(ないそくえん)となっています。各腹直筋の外側にあるのが、半月状線という垂直に走行する三日月状の線です。この線は腹直筋の外側縁(がいそくえん)と、外腹斜筋と内腹斜筋の内側縁を結合している腱膜です。